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二百年以上受け継がれた伝統。
手作業で丁寧に造られた柔らかな肌触りの和紙

−二百年以上受け継がれた伝統−

千年以上伝承され続けている石州和紙は奈良時代万葉歌人・柿本人麿呂がこの地に伝えたとされている。江戸時代、浜田・津和野両藩において千軒以上あった和紙工房の歴史は現在、四軒の工房により守り受け継がれている。
その中の一軒、西田和紙工房もまた、二百年以上続-歴史ある工房。地元の原材料にこだわり、材料から一貫して伝統の手すき和紙の製造を行っている.石州和紙は地元で栽培した「楮、'「三椏」と野生の「雁皮」を原料に、補助材料としてネリにトロロアオイの根で作った粘液で混ぜ合わせてつくられる。

−受け継ぐ伝統と未来の可能性を追い求めて−

丁寧に漉きあげられた強靭で柔らかな肌触-の和紙。その耐久性は国の重要無形文化財、ユネスコ無形文化遺産にも登録され、世界に認められる程。また、石見地方の伝統芸能・石見神楽の代名詞「大蛇」の蛇胴や'文化財の修復用にも用いられており、地元にも多-貢献している。
最近では新たな試みで藍染めの和紙を手がけたり、オーダーの内容によ-厚みや質感、加工法を工夫するなど、巧みな技術力を生かし、時代に合わせた和紙の制作も行っている。伝承技術の継承と合わせ、未来の和紙の可能性も追い求めているということ。


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